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迷惑メールって何か知らないあなた。知っているけれど気にせずに開いているあなた。 間違えて開いて大変なことになったことのあるあなた。 今日から迷惑メールへの正しい予防と対策をしましょう。
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迷惑メール対策ソフトを導入していると、日々の整理が非常に楽で助かります。
これら迷惑メール対策の機能は、文章やリンク先を参照して悪意のあるものでないか過去の事例と照らして自動的に判定してくれています。

ただここ最近、この機能が副作用として影響している事例が発生しています。
一部大手のウィルス対策ソフトの迷惑・フィッシング対策機能が影響して、契約しているメールマガジン(以下メルマガ)を勝手に解除する事例が発生しています。
この被害は私も当事者で、いつだれが解約したのか分からない解除通知案内が届いて驚きました。
発行者の判断で登録解除をしたのか問い合わせると、していないとの回答がありました。
このような似たような症状の方もほかにも多くいるようで、迷惑メール対策ソフトの対策(?)に右往左往しています。

なぜ、このようなメルマガの自動解除が発生しているのかですが、迷惑メール対策ソフトの中にはリンク先を先読みして、そのサイトが安全かどうか判定しています。
この機能はホームページを閲覧する際の表示速度を上げるために、ハードディスクにリンク先のホームページの情報を記憶する、ホームページ先読みソフトと同じ機能です。
かんたんに説明すると、ソフトが先回りしてリンク先の情報を調べる機能です。
これが迷惑メール対策ソフトの機能として、搭載されているものがあります。

パソコンが「リンク先を先読みする」・・・ということは、人間なら「リンクをクリックする」ということです。
すなわちメルマガ購読解除のリンクを、人間に無断で押してしまっていた・・・というのが、今回の原因のようです。

ホームページ上に公開されているメルマガバックナンバーにも購読解除のリンクがあると、同じように解除される危険もあります。
これはウィルス対策ソフト以外にも先に例であげましたホームページ先読みソフトでも起きています。
とはいえ、こういった機能は迷惑メール対策には有効なので、この機能をオフにするのは危険です。
また既知の迷惑メールも受信箱に紛れ込んでくる危険性もあります。

もし自分でメルマガ購読したもので、自動解約されたらメルマガ発行者に再発行してもらうよう依頼しましょう(またはメルマガ購読の再登録など)。
場合によってはメルマガ発行者の方で、再発行以外の対策をしてくれるかもしれません。
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